お墓は土地を購入するワケではない

多くの人が利用をしているお墓というのは、それだけ条件や価格など様々な要素が絡みあって選んでいます。
つまり見た目だけ素晴らしいお墓であっても管理が不十分ではそれは良いお墓とは言えないのです。 一般的に「お墓を買う」と言われていますが、実際には「お墓を末代まで使用する権利を取得する」ということになります。
ですので不動産のように土地の所有者にはなりませんので、自由に売買などをすることは出来ません。

 

永代使用料は、お墓のある地域や区画の種類や面積、また向きなどで、その金額が異なってきます。
地方にあるお墓や公営お墓などは安いところが多くなっていますが、石材費や墓石工事費が高くついてしまうことがあります。
お墓の引っ越しである改葬などで永代使用権を事業主体に返還をしても、原則的にこの費用は返金されることはありません。
しかし永代使用料は、固定資産税や相続税の対象にならず、継承者がいる限り、権利は永遠に有効となります。



お墓は土地を購入するワケではないブログ:2018/06/18

2年前の秋。
僕のからだに異変を発見…
そのシコリが癌だと誰が疑っただろう。

検査、さらに検査。
画像の中の得体の知れないものはいったい何なのか?

結果が出たのは暮れも押し迫った頃だった。
年が明けたら入院、そして即手術…
それは、紛れもなく僕の身に起きていることだった。

それでも僕は
いつもと変わらず年越しの準備をし、
帰省したむすこたち夫婦や孫たちと新年を迎えた。

しかし、
事情を知った娘たちにとっては、
おめでたい正月気分ではなくなった。

親のことを心配する娘たち…
娘たちをなだめる親の心が、
涙と共に行き交う新年の幕開けとなった。 

年が明けて…
6時間にも及ぶ手術は終った。
病名は、卵巣がんと告げられた。

僕の入院していた病棟は、
ほとんどが癌患者である。

末期癌の人と知り合った。
壮絶な人生を歩いてきた彼女からは、
素敵な笑顔とお母さんからむすこへの無償の愛を見せてもらった。

根っから世話好きで面倒見のいい人もいた。
明るくて人懐っこい性格に癒された人も多い。

抗癌剤の投与には、副作用がある。
髪の毛が抜ける、からだがだるいし、きつい…
食欲もなくなる。
吐いたりムカムカして、ご飯を一切受け付けない人もいる。
みんな辛い経験を乗り越え、癌と闘っている。

僕は
「夫や娘や孫が癌でなくてよかった。僕でよかった。
もし、彼らが癌にかかるようなことがあるのなら、その分も引き受けてやりたい」
そんなことばかり考えていた。

一年の入院生活がやっと終わり、退院の日を迎えた。
病院を出たとたん、
僕の周りに幸せがいっぱい転がっているように思えた。